下記業績に対して、2023年度日本ガスタービン学会賞を受賞いたしました。
蒸気タービン最終段静翼後縁の気流環境(液滴の臨界ウェーバ数とレイノルズ数)を実験により再現し,平板端から飛散する水滴の画像解析により,水滴径頻度分布の流速ならびに水量に基づく予測式を得ています.さらに,翼端に生じる液溜まりに着目し,既往一次分裂モデルの修正モデルを提案し,その有効性を実験的に確認したものであり,今後の一次分裂現象の予測精度の向上に寄与する成果です.
(日本ガスタービン学会誌 49巻6号 2021年11月)
著者 伊藤 大輔 (東北大学),中野 晋 (東北大学),竹田 陽一 (東北大学)